ビジネスnews+板 (20/60)
2人のイスラエル人が、東欧のベラルーシで開発した無料通話アプリ「バイバー」。スマホでの使い勝手の良さが評判になり、大手スカイプを脅かす存在になっている。今やソフト開発で世界の注目を集めるベラルーシの人材を活用し、さらなる飛躍を目指す。
独裁国家にもよい点はある。大統領選挙の結果を徹夜で待つ必要などない。東欧にある人口950万人のベラルーシでは、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領が18年間、君臨し続けている。その政治風土の特徴は、脅迫と検閲、不正選挙だ。つい先日も、言論の自由を訴える札を持つクマの人形の写真を公開した男性が投獄された。
だが、首都ミンスクに来た人は驚くかもしれない。街は清潔で、人々は慎み深く魅力的なうえ、この国は今やビジネスの場として有望視されているからだ。特に人気アプリの開発拠点として注目を集めている。
イスラエル人のタルモン・マルコ氏(39歳)とイゴール・マガジニック氏(37歳)は2年弱前、バイバー・メディアを創業し、携帯電話で無料で通話したりメールしたりできるアプリを開発、提供している。経営はイスラエルで行っているが、アプリはベラルーシで開発しているのだ。
独裁国家にもよい点はある。大統領選挙の結果を徹夜で待つ必要などない。東欧にある人口950万人のベラルーシでは、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領が18年間、君臨し続けている。その政治風土の特徴は、脅迫と検閲、不正選挙だ。つい先日も、言論の自由を訴える札を持つクマの人形の写真を公開した男性が投獄された。
だが、首都ミンスクに来た人は驚くかもしれない。街は清潔で、人々は慎み深く魅力的なうえ、この国は今やビジネスの場として有望視されているからだ。特に人気アプリの開発拠点として注目を集めている。
イスラエル人のタルモン・マルコ氏(39歳)とイゴール・マガジニック氏(37歳)は2年弱前、バイバー・メディアを創業し、携帯電話で無料で通話したりメールしたりできるアプリを開発、提供している。経営はイスラエルで行っているが、アプリはベラルーシで開発しているのだ。