2012年3月23日金曜日

安部公房は受賞寸前だった「急死しなければ、ノーベル文学賞を受けていたでしょう」…ノーベル委員長語る

芸スポ速報+板 (36/387)

1: ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★ 2012/03/23(金) 16:45:51.37 ID:???0 << 27 36
安部公房は受賞寸前だった…ノーベル委員長語る

ノーベル文学賞の選考を行うスウェーデン・アカデミーのノーベル委員会のペール・ベストベリー委員長(78)が21日午前(日本時間同日夕)、読売新聞の取材に応じ、1993年に死去した作家・安部公房が同賞の受賞寸前だったことを明らかにした。

ストックホルム市内の自宅でインタビューに応じたベストベリー委員長は、安部公房について「急死しなければ、ノーベル文学賞を受けていたでしょう。非常に、非常に近かった」と強調した。

さらに、「三島由紀夫は、それ(安部)ほど高い位置まで近づいていなかった。井上靖が、非常に真剣に討論されていた」などと他の日本人作家についても、過去の選考の経緯を語った。近年、受賞の可能性があるとされる村上春樹さんについては、「生きている作家については答えられない」と明言を避けた。

アジアでの受賞者が少ないことについては、「作家がどこの国の出身かは見ない。その文学を見るのです」と断ったうえで、「数多くの優れた人がいる。私たちは何人かに目をつけている」と述べた。

また、候補者の小説が、アカデミーの会員内で読めない言語で書かれている場合、専門家に翻訳を依頼したり、助言を受けたりする試みを続けていることも明らかにした。
【ストックホルム=待田晋哉】

賞の選考などについて語るスウェーデン・アカデミーのペール・ベストベリー・ノーベル委員会委員長


■ソース:YOMIURI ONLINE (2012年3月23日15時21分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20120323-OYT1T00710.htm
27:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 16:52:01.29 ID:L5uX2W7L0
>>1
> アジアでの受賞者が少ないことについては、

翻訳の壁があるかならな〜
韓国の詩人は、毎年、ノーベル賞の季節になるとマスコミが家の前に集結するそうな
気の毒…
36:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 16:53:34.18 ID:0Xyt8H2/0
>>1
絶対、嘘。安部の受賞なんてなかっただろう。
3:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 16:47:11.00 ID:pv4Rdxcx0 << 13 173 201
果たして村上春樹は受賞出来るのか
13:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 16:49:37.89 ID:BJHWR/ov0
>>3
ヴォネガットやジョン・アービングってノーベル賞貰ってるの?
173:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 17:36:11.87 ID:UYuhr1pn0
>>3
好きだったけど、それほどの作家じゃねえようなw
201:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 17:49:06.29 ID:x67mITMB0
>>3
村上は無理だと思う
カズオ・イシグロはノーベル賞はとると思う
132:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 17:16:41.78 ID:bLyRJ2r+0 << 144 202 215
文章なら本多勝一「日本語の作文技術」だな


いま僕自身が野間宏の仕事に、喚起力のこもった契機をあたえられつつ考えることは、
作家みなが全体小説の企画によってかれの仕事の現場にもちこみうるところの、この
現実世界を、その全体において経験しよう、とする態度をとることなしには、かれの職業
の、外部からあたえられたぬるま湯のなかでの特殊性を克服することはできぬであろう、
ということにほかならないが、あらためていうまでもなくそれは、いったん外部からの恩賜
的な枠組みが壊れ、いかなる特恵的な条件もなしに、作家が現実生活に鼻をつきつけね
ばならぬ時のことを考えるまでもなく、本当に作家という職業は、自立しうるものか、を
自省する時、すべての作家がみずからに課すべき問いかけであるように思われるので
ある。

ー大江健三郎「職業としての作家」

悪文の代表として挙げられているが本当にひどい
文章だな
144:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 17:22:37.50 ID:UHAGieyM0
>>132
それ回りくどくて冗長だって言いたいんだろうけど
その本自体もぼちぼち冗長だよね
まぁ良著だけどさ
202:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 17:49:32.02 ID:daRgfoql0
>>132
本人はわかりやすくしようとしているらしい

正確を期そうとして修飾節が多くなり焦点がぼやける好例だと思うが
意外と英訳したほうがわかりやすいのではないかという気もする
215:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 17:57:51.81 ID:S44J4g/r0
>>132
これ3行読んだだけで、5イライラしたわ
140:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 17:21:13.82 ID:bLyRJ2r+0 << 145 156 168
結局インテリは物語を恐れてるんだよね
抜群のストーリーテラーで万人を感動させ、考えさせ、興奮させる物語作家を低く扱い
高踏的な大衆から遊離した物を高く評価することで自分たちの権威を守るということを
今でもやってるんだなあ
145:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 17:22:37.91 ID:dHGRkKqJ0
>>140
安部公房を根本的に読み違えてないか?
156:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 17:27:21.60 ID:LGSFeeBk0
>>140
そういう人が演劇にのめり込み戯曲を書くものか?w
168:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 17:31:21.06 ID:eioU5VEd0
>>140
ちなみにその作家は誰だよ
195:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 17:45:39.10 ID:+OSTOAwC0 << 197 205 246
ほー
大岡昇平の戦争ものは受けがよさそうだと思ってたけど、全然名前が出なかったのかな。
海外じゃ評価低いんだろか。
205:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 17:52:43.11 ID:daRgfoql0
>>195
あー
全然読み返したことないけど、日本文学のオールタイムベストを一冊選べって言われたら
「野火」選ぶわ、俺

まあ、日本文学の知識もそんなにないけどね。今まで読んだ範囲ならこれ。
246:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 18:11:44.56 ID:32703Svb0
>>195
だよね。あの人の小説はいわゆる日本的じゃないから、海外受けよいのかと思ってた。
「俘虜記」なんて最高だよね。今読んでも普遍的で面白く読める。
197:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 17:47:12.23 ID:3FLBRroJ0 << 203
>>195
戦争ものでいうと、クロード・シモンが受賞したしなあ。技法も新しくそこも
評価された。大岡さんはスタンダール研究から入ったし、欧米の人も理解しやすい
作品かと思うがね。
203:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 17:50:09.04 ID:+OSTOAwC0
>>197
レスありがとう。
そっか、新鮮味に欠けると評価されたか、或いは戦争ものはもう食傷されてたかも知れんね。
249:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 18:12:49.20 ID:2pB+mKDJ0 << 260 282 290 291
いま、
村上春樹以外に
ノーベル賞候補に挙がりそうな日本人作家いないの?
260:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 18:17:02.53 ID:3FLBRroJ0
>>249
西村賢太「えっオレがノーベル賞? これから風俗行こうと思ってたとこだよ」
290:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 18:34:04.44 ID:trih+Nz80
>>249
古井由吉
282:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 18:30:15.57 ID:gh+93uxd0 << 288
>>249
い、池澤夏樹(震え声)
288:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 18:33:17.13 ID:bU+qErcw0 << 294
>>282
その人エッセイばかり書いてる気がするんだけど
最近何か書いた?
294:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 18:39:14.05 ID:gh+93uxd0
>>288
最近だと『カデナ』とか
最高傑作は『花を運ぶ妹』と『マシアス・ギリの失脚』かな
『静かな大地』の文庫本にサインしてもろうた
291:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 18:37:17.04 ID:SmT8PIcA0 << 316
>>249
辻仁成だな。欧州での評価は春樹の比じゃないくらい高いよ。
316:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 18:51:30.02 ID:w/no4Bjk0
>>291
真夜中のスイートストリートエンジェルw
298:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 18:41:21.39 ID:qkbH2fka0 << 299 304 320
ノーベル文学賞受賞者の執筆言語

26人 - 英語
14人 - フランス語
13人 - ドイツ語
11人 - スペイン語
7人 - スウェーデン語
6人 - イタリア語
5人 - ロシア語
4人 - ポーランド語
3人 - デンマーク語、ノルウェー語
2人 - 日本語、ギリシャ語
1人 - トルコ語、ハンガリー語、中国語、ポルトガル語、アラビア語、チェコ語、イディッシュ語、
ヘブライ語、セルビア・クロアチア語、アイスランド語、フィンランド語、ベンガル語、プロヴァンス語
304:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 18:44:05.52 ID:DLzwTAv10
>>298
ロシア語が少なすぎる
320:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 18:53:10.22 ID:Bnp1criX0
>>298
>7人 - スウェーデン語

は?

笑わせんなよw
299:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 18:42:32.85 ID:trih+Nz80 << 301
>>298
印欧語以外では日本語がトップか
318:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 18:51:57.20 ID:7flyxEw90 << 324 334 345
ノーベル文学賞って。
誰も名前を聞いたことないような詩人とかばっかだろ。

ガルシア・マルケスの「百年の孤独」くらいかな、
ノーベル文学賞作家で良かったのは。
324:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 18:53:56.15 ID:dHGRkKqJ0
>>318
短編集
『青い犬の眼』はお勧めだね(´・ω・)
334:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 19:01:24.71 ID:bLyRJ2r+0
>>318

ミラン・クンデラが「百年の孤独」を批判してたよ
俺も賛成
345:名無しさん@恐縮です 2012/03/23(金) 19:11:31.04 ID:+qBZNQiZ0
>>318
JMクッツエーいいよ
「恥辱」おすすめ

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